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【空想】エレベーターの裏技

こんにちは。
TRICEです。

今日は『エレベーターの裏技】という空想世界を書いてみました。
お時間がありましたら読んでみて下さい。

空想世界の説明

ある日突然エレベーターの裏技を知る事になり、その裏技をやってしまい大変な事になったという空想世界

空想世界

私は、とある大企業のビルを清掃している。
趣味はギャンブル。
今年で32歳になるのに、まだ実家暮らしである。

朝6時。

さぁ仕事の時間だ。

いつもの様に出勤をし、一階にある掃除用具を準備して10階までエレベーターで上がり上から下に掃除をするのが決まりだ。

7階にいるお気に入りの子がいつも笑顔で挨拶をしてくれるのが幸せだった。
2階でいつも舌打ちしてくる髪の長い男は大嫌いだった。

『まぁそんな事はどうだっていい、早く仕事を終わらせてパチンコに行こう』と、

毎日そんな日々を送っていた。

でも、この日は違かった。。

いつもの様に掃除用具を準備していると、いつも一日一回も鳴らないLINEの音が鳴った。

『お母さんかな?』

携帯を見ると『ちか』という人からだった。

『またイタズラか』と文を見ると。。

『裏技。閉、閉、開、5、1、3、開、閉』と

書いてある。

訳が分からなかったのでそのままLINEを閉じた。

そしていつもの様にエレベーターに乗り10階を押そうとした。

『ん?閉、開、さっきの!?』

まさかとは思ったがもう一度LINEを開いた。

やはりエレベーターのボタンだ。

『まぁ面白そうだからやってみよう』

LINEに書いてある通りにボタンを押してみた。

ガタン!と激しい音と共にエレベーターが急降下した。

まるでエレベーターのワイヤーが切れたかのように。

エレベーターの階数表示はB10と書いてある。

『ちか。。。地下。。?』

扉がゆっくり開くと、そこには1つの椅子が置いてあった。

周りは薄暗くやっと椅子の形が分かるくらいだ。

気味が悪くなり上に上ろうと思ったがいつの間にかエレベーターが消えている。

『やばい。どうしよう』

だが、慌てちゃだめだと思い私は椅子に座って落ち着く事にした。

すると。。

『あなたが今1番願ってる事はなんですか?』と、

薄っすら聞こえて来る。

『誰?誰だ!』と聞いたが返答がない。

私は苛立っていた。
変な空間に連れてこられ、誰か分からない奴に願いを聞かれ、やけくそだった。

『今願ってる事?ふざけんな、もう何もしないで、ずっとパチンコしていたいわ!』と声を荒げて言った。

すると。

『分かりました』と、またさっきの声。

みるみる内に視界が明るくなり大きな音が聞こえてきた。

急に明るくなったので私は目を閉じていた。

やっと慣れてきてゆっくり目を開けると、目の前には顔の大きいおじさんがいた。

こっちをしかめっ面で見ている。

私の前には1から9の数字が書いてある物が3つグルグル回っている。

大きいおじさんが言った。

『早く当たれクソ台』

私は何のことだか分からなかった。

だが、直ぐに察した。

『あれ?大きいおじさんの隙間から見えるあの子。。。』

いつも私が行っているパチンコ屋の店員だ。

大きいおじさんが女の店員に何か言っている。

『これ、どうなったら当たるの?』

女の子が答えた。

『あの椅子に座ってる人が立ち上がると熱い演出らしいですよ』

そう。私はパチンコ台の中の人物になってしまったのだ。

それから私は立って座っての繰り返しを永遠にしたのであった。



挨拶

今日はエレベーターの裏技という空想世界でした。
本日も貴重なお時間を頂きありがとうございました。



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